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Miyajima News

2020年12月6日

イバラの道を歩め

【令和2年(2020年)12月のコラム(第240号)】 


地元多賀町の芹川沿岸清掃ボランティアに参加してきました!2020.11.28
空気は冷たかったですが、お天気もよく気持ちよかったです(*^-^*)

このコラムも第240号を迎えました。初めの頃は月に複数回アップしていたこともあるのですが、
ざっと月に1度とすると20年間続けてきたことになります。
我ながら「ようやるなー」と感心(笑) お読みいただきありがとうございます。

1.イバラの道を歩め

何年かぶりに地元多賀町の清掃ボランティアに参加させていただいてきました。
芹川(せりかわ)という川の両岸の道を、参加者が数十人ずつ2チームに分かれてごみ拾いをしながら歩くのですが、私たちは左岸チームの後ろの方だったので、路上にはほとんど何も落ちていません。
一緒に参加してくれた社員と「こりゃ収穫ゼロで終わってしまうなぁ」と考え、思い切ってガードレールを越えて道の脇の法面(のりめん)を少し下っていくと、あるわあるわゴミがいっぱい!
ペットボトルや空き缶や、コンビニの袋に入った弁当のカスなど・・・。
「誰がこんなもんを放り投げよるんや。けしからん奴っちゃな!」と言いながら拾っていると、あっという間に袋が一杯になりました。

そうしながら私は「ははーーん、こりゃ仕事も一緒やな」と思いました。
もちろん、あまり危険なことをしてはいけません。
町の活動でケガなどしたら大変なご迷惑をおかけすることにもなりますから。
ただ確かに言えることは、誰もが歩く道を歩いていたのでは、一番先頭を進まない限り、何も得られない。
だからこそ何かを得ようとするなら、敢えて人が進まない道を歩まねばならぬのだ。
こんな当たり前のことを、ごみ拾いをしながら悟ったような気がして、とても得をした気分になりました(笑)

今年は誰もが予想だにしなかったコロナで大変な一年でしたが、そんな中でもなんとか「無事」に過ごせたことは、かけがえのない幸せなんやなぁと思います。どうか皆さんが無事に年末年始を過ごされますことをお祈りし、今年のコラムを終わります。
一年間、ありがとうございました。

 
最初に班分けの説明をされる多賀町の職員さん、そして一緒に参加してくれた吉川さん、石田さん&息子さんお二人
大事なお休みにご苦労様でしたm(__)m

└誠一郎のコラム