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Miyajima News

2019年10月3日

「ありがとう」の反対語は?

【令和元年(2019年)10月のコラム(第226号)】 


会社の近くの近江鉄道多賀線沿いに咲く彼岸花  2019.9.29撮影
例年9月20日頃に咲くのですが、今年は一週間ほど遅かったですね。
向こうに見える山は青龍山。その右下手前に当社が見えます。

1.「ありがとう」の反対語は?

「愛情」の反対は、「憎しみ」ではなく「無関心」。

マザー・テレサさんの有名な言葉です。
たしかに、相手に「愛情」を注ぐということは、
その相手に「関心」をもって接してあげるということですもんね。
そういえば昔、好きな女の子のことを寝ても覚めても考えていたっけ?(笑)

では、「ありがとう」の反対はなんでしょうか?

先日、地元に本社のある大手スーパーH堂のN会長さんから
「宮嶋さん、ありがとうの反対は何やと思う?」といきなり問いかけられ、
まさか『どういたしまして』じゃないよな???」と、かなり焦ったのですが、
心をしずめて考えること約十秒間・・・・・そしたら、パッとひらめきました。

「もしかして、『あたりまえ』ってことですか?」と答えたところ、
「さすが宮嶋さん!大正解!」と褒めていただいたわけであります(#^.^#)v

とまあ、ここで自慢話をしてもどうしようもないわけですが、
要は「ありがとうの反対はあたりまえ」ってことなのです。

「ありがとう」を漢字で書くと「有難う」です。
つまり「有る」ことが「難しい」ということ。
だから決して「あたりまえ」なんて思っちゃダメなのです。

老眼で小さな文字が見にくいと文句いっても、見えるじゃないですか?
足が痛くて歩くづらいといっても、歩けるじゃないですか?
私たちは何よりもまず自分が健康であることに感謝しなくちゃいけないと思う。

そして健康だけじゃありません。自分が今ここにいられること、
つまり自分の存在自体が有難いことであり、その自分を取り囲むひと、もの、
すべてに感謝せんとあかんなあとあらためて思うわけであります。

ただしここで間違っちゃいけないこともあります。
「今(現状)に感謝するのは大事だけど、よりよくなろう、よりよくしようと
日々努力することを忘れちゃならねえ」ってことであります。

なんだか妙に江戸っ子調の言葉になっちまいましたが、
今月はこんなことを書いて、コラムとさせていただきやす。

みなさま、いっつもありがとうございますだーーーー<m(__)m>


10月1日の朝、お多賀さんに朔日参りに行ったときに糸切餅屋さんに
寄ったら「どうぞ食べてって」とご馳走になりました。美味しかったー!

私の机の前には幾つか日めくりをかけてあるのですが、
その一つ、本田宗一郎さんの日めくりの「1日」の言葉は
「楽しむために生きる」。好きな言葉です。
さっそく朝礼でみんなに紹介させていただきました(#^.^#)
今年もあと3か月。日々感謝しながら、楽しみましょう!

└誠一郎のコラム