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Miyajima News

2011年4月14日

わが人生に悔いはなし

【H23年(2011年)4月のコラム(第118号)】



このたびの東日本大震災の被災者の方々に、心よりお悔やみ、お見舞い申し上げます。





    会社の裏の小山にある墓地に咲く桜(4/10撮影)



1.わが人生に悔いはなし



まだまだ人生が終わりという年齢ではないけれど、

「桜ーの花のー下ーでみるー♪」という石原裕次郎の歌が好きである。

毎年この時期になって、桜の花の下に立つと、決まってこの歌詞を思い出す。



今までお世話になった方々、今まで大変だったこと、いろいろな人、いろいろな土地、

いろいろなものごとを思い出して、桜をみる。



昔ある人が、命を落とすような大病をしてそこから復帰された時、芹川沿いに咲く桜の花をみて、

「ああ、自分は残りの人生で、この桜の花をあと何度見れることだろう」

と思った瞬間、一生懸命に咲く花の美しさに涙が溢れてきたというお話をされたことがある。



いつ自分の人生の終わりを迎えるかは神様にしかわからないが、

たとえいつその時がやって来ても

この歌の詞のように思える人生を送りたいと思う。





└誠一郎のコラム