新着情報

Miyajima News

2002年9月7日

花には水、人には愛・ダーウィンの言葉

【平成14年9月のコラム】
暑かった夏も終り、今年も秋のお彼岸を迎えました。
地球温暖化や台風の早期化など、気象の変化が叫ばれていますが、不思議と彼岸花だけは、「彼岸の入り」に合わせたように、あの真っ赤な花を咲かせてくれます。
個人的なことですが、この時期になると真っ赤な彼岸花を見、思い出に耽る小生です。
彼岸花
さて、今月は特にテーマを設けて書くのでなく、最近特に印象に残った言葉を二つご紹介させて頂きます。
(1)花には水、人には愛
なんのことは無い文章ですよね。しかし私は胸にじんときました。
花や生き物を大事にしてあげるやさしさ、困ったひとに手や言葉を差しのべるやさしさ。どちらも決して「見返り」を求めません。
自分のことばかりを優先しがちな(せざるを得ない?)世知辛い昨今、あらためて思い出したい言葉だと思います。
(2)最も強い者が生き残るのではない。
  最も賢い者が生き残るのでもない。
  生き残るのは、最も変化に早く対応した者である。

  「種の起源」ダーウィンの言葉/JFA日本鍛造協会 大西会長より
ティラノザウルスは最強の恐竜でしたが、氷河期を迎え、あっけなく絶滅しました。
才に溺れ、自滅していった人々も数えきれません。
変化に対応するために如何に勘を磨き、情報を集めて判断をするか・・・。
緊張させられる言葉です。

└誠一郎のコラム