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Miyajima News

2010年5月30日

やってしまった  2.一万枚の名刺

【2010年(平成22年)6月のコラム(第107号)】





最近はネットで何でも調べられるので便利です

 《参考》 骨折ネット

      腓骨骨折顛末記



1.やってしまった


 5月14日(金)の夜、5月生まれの社員と楽しいお酒を飲んで帰ったのはいいのだが、

そのあと犬の散歩に行った時に、うっかり溝にはまって右足の腓骨(ひこつ)という骨が

折れてしまった。



「情けない」のひとことだが、幸い複雑骨折ではなく、手術しなくてもギプスで治る

だろうということで、以来松葉杖の毎日を送っている。右足なので車の運転もできず、

朝も帰りも親父や皆んなに乗せてもらってばかりで、申し訳ないばかりである。



 昔ある社長さんにこう言われたことがある。



「宮嶋君、社長の一番の仕事は何やと思う?

それは『健康管理』やで。社長というもんは、いつ何時でも何かあった時に

対応できるように、健康を維持しとかなあかんのや」と。




 それを思うと今回のケガはまさに“社長失格”ともいえる不注意の結果であり、

大いに反省している。このコラムでも昨年の11月(第99号)に「断酒」という題で

お酒はほどほどに・・・と書いているにもかかわらず今回のケガなので、

情状酌量の余地は一切ない。

今後は犬の散歩をまともにできないほど飲むことは、絶対にいたしません。

今年48歳を迎える寅年歳男の宮嶋誠一郎、ここに誓います。



 今回のケガで、出張予定のほとんどをキャンセルしたり代理で行ってもらったり

している。それでかなり時間に余裕ができるかな・・・と思ったのだが、それはそれで

やることが一杯である。しかし、たしかにずいぶんと考える時間はできた。



今回のケガは「調子にのるなよ」という神様からの忠告だと思って、この1、2ヶ月は

じっくり腰を落ち着けて、いろいろな改善・見直しに取り組みたいと思います。 





2.一万枚の名刺



 皆さんは、名刺の管理をどうされているでしょうか?

仕事柄、いろいろな場所で、たくさんの方々と名刺交換をさせていただきます。

私は昭和60年(1985年)3月に学校を卒業しましたので、今年で社会人丸25年に

なるわけです。なるほど、僕も社会に出て四半世紀になるわけか・・というわけで

今まで人様からいただいた名刺が何枚くらいあるのか調べてみる気になりました。



といっても、実際に数えるのは大変、というか不可能です。



実は僕は昔名古屋のパソコン屋の社長さんから教えてもらったデータベースソフトに、

ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと名刺を入力してきたのです。

このソフトは超マイナーながら(製作元ソフト会社も今はない)、超シンプル&速いのです。

最初はそこにいたスタッフの方に入力を手伝ってもらったのですが、なんとそれが今では

積もり積もって8328件にもなります(@o@;)



ただ、データベースソフトでは社名や氏名、住所、電話番号等をいちいち手入力せねば

ならず、口では表現できないくらい、本当に根気の要る大変な作業である。

そこで一昨年頃からスキャナ読み取り式の名刺ソフトを営業部長に導入してもらい、

弊社の優秀な事務の女性に随時入力してもらっています。

そのソフトに入っているデータをみてみると、今日現在で1733件でありました。



・・・・ということは、両者を足すと8328+1733=10061件!

なんと私は今まで、一万枚ものお名刺を頂戴してきたわけである。

25年で平均すると、年間400枚であるから、僕は社会人になって以来、土日も全部

あわせて毎日どなたかと新たにお会いしてお名刺を交換してきたことになります。



このことは、私の宝物以外のなにものでもありません。ただひたすら感謝、感謝です。



しかし、今までの一万枚の名刺は、どちらかというと私がいろいろ教えていただいたり、

お世話になった方々のものがほとんどでしょう。

社会人四半世紀を無事に過ごさせていただいた今、

これからは僕が「お世話をさせていただく」という恩返しのつもりでがんばっていこうと、

僭越ながらも思っております。これも骨折のおかげでしょうか?

すべてに感謝、おかげさま。合掌。





昨年10月に、横浜で開催された金融機関さんの全国商談会の時の写真

です。(右が弊社営業部長)

何気ない写真ですが、僕はこういう気合いの伝わってくる写真が好きです。

名刺交換の時は相手より深く頭を下げる・・・弟に教えられる一コマです。




└誠一郎のコラム