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Miyajima News

2003年3月20日

カエルとカワル(北風と太陽)

【平成15年3月のコラム】
カエルとカワル(北風と太陽)
先日ある会でとても面白く、素晴らしいお話をお聴きしました。
大阪在住の黒田クロさんという漫画家の方の講演で、演題は「見方・やり方・考え方。カ・エ・ル発想の転換法」というもの。
今の世の中、まさに「ふんづまり」の状態だと思います。そんな中で活路を見出すには、やはり今までの見方・やり方・考え方ではいけないでしょう。
しかし人間、そう簡単に変われるものではありません。
でもこのままではだめだ!ではどうすれば変われるのか?
いろいろやってみるほかありませんよね。
たとえば、毎朝のハミガキ、右手でやっているものなら試しに左手でやってみる。なんてやりにくいもんだ!と気が付きます。
でもあきらめずに左手で何日も続けてみる。すると「左」手ですから「右」脳が活性化されて今まで思いもしなかったアイディアが浮かんでくるかもしれません。
こういう例はいくらでもあると思います。
大事なのはとにかく現状を否定してみる、ホントにこれがベストなのかと疑ってみる、そしてそれを確かめるために今までと違った「行動をとってみる」ということなのだと思います。
話は少し変わりますが、私がいつも反省させられるのが、「北風と太陽」の話です。
旅人のコートを脱がせようと力ずくでやろうとした北風に対し、自然にコートを脱ぎたくなるようぼかぽかと暖かい日差しを向けた太陽。
わかっているのに結果はなぜかいつも北風になっている自分。
早いもので今年ももう3月!季節が春になったんですからなんとか自分も太陽のように暖かくならねば、と思う今日この頃です。
この童話を面白く表現しているサイトを偶然見つけましたのでご紹介して、今月のコラムを終わります。
(是非ご覧下さい!)
北風と太陽
https://contest.thinkquest.jp/tqj1998/10035/tales/world/sun/sun01.html

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