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Miyajima News

2021年5月5日

デジタルとアナログ

【令和3年(2021年)5月のコラム(第245号)】 


田植え前の「代掻き(しろかき)」作業 2021.5.4
青空の下、向こうに見える青龍山の姿が水面に映ってとても美しかったです

1.デジタルとアナログ

今さら言うまでもなく、世の中はインターネットで様変わりした。
もう随分前に、高校時代の友人で野村総研に行っていたY君からの年賀状に「これから世の中はインターネットというもので変わりますよ」と書いてあったのを鮮明に覚えているが、まさにこのことだったのだ(Y君は高校時代も今もすごいナ)。
知りたいことは何でもネットで調べられるし、文書や写真も一瞬で世界中に送ることができる。
Amazonが最初に「ネット上の本屋さん」として登場した時に、凄い名前で凄く便利なものができたなと思ったが、今ではあらゆるものがAmazonで買え(なんとお葬式の坊さんも注文できるそうだ)、もう世界を席捲しているといっても過言ではないだろう。
そのAmazonで昨年買った物の中でいちばん重宝しているのはANKERというBluetoothスピーカーである。
私は音楽が好きで、家で本を読んだりパソコンに向かう時にYoutubeで音楽をよく聴くのだが、このスピーカーでいっきに音の世界が広がった。
快適なことこの上ない。
実はJBLやBOSEのものにしようかと悩んだのだが、ANKERのは2台つなげてステレオ再生ができ、しかも2台で約1万円というお手軽さに惹かれてこれに決めた(口コミを見ると、第2世代の新型はあまりよくないようなのでご注意を)。
最近うれしいことにYoutube Premiumというのが出来て、月額千円ちょっとでうっとうしい広告が出なくなり、家での読書や仕事がますます快適になった。

こういうことが「ふつうに」できるようになったのも、SONYの井深さん・盛田さんやMicrosoftのビル・ゲイツさんたちが開発してこられたデジタル技術のおかげだが、これから世の中がどんなに進化しても変わらないことがあると思う。
それは、人間の身体はアナログだということである。
いや、身体だけでなく、心も同じだろう。
人間の心や感覚は、決して0か1かで表せるものではない(どんなにbit数を多くしたとしても)。

最近は本も新聞もスマホやタブレットの画面で読めるようになり、知りたい記事も検索キーワードで一発で引き出せる。
実に便利だ。
でも自分は本も新聞も「ながめる」のが好きだ。
たしかに時間はかかる。途中で居眠りもする。「あれ、どこに書いてあったかな」と探すのは一苦労だ。
でも、紙面をながめていると、突然文章や記事が光り出すときがあるのだ。
「ああ、なんちゅうええ文章や」と惚れ惚れしたり、「なんとこんな新しい技術があるのか?」と驚くことがままある。
まあ言ってみれば、本や新聞の中をぶらぶら旅しているようなものだろうか。

今年からミヤジマファームでの稲作も始めた。
まだよちよち歩きにも至らないまったくの初心者だが、幸いよい師匠がいてくれるので安心だ。
長靴を履いて田んぼに入るとき、「やっぱりアナログってええなあ・・・」と思うのは僕だけだろうか。


稲作歴三十年以上のベテランである弊社の製造部長に教えてもらいながら
私もトラクターに乗って代掻きをしましたが、ハンドル操作を誤って畦(あぜ)を
壊してしまったり、なかなか真っすぐ平行に進まなかったりと悪戦苦闘でした。
やっぱり何ごとも経験ですね(^_^;)

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