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Miyajima News

2016年5月4日

「よい仕事」をするには

【H28年(2016年)5月のコラム(第185号)】




5月1日から5日まで、インドネシアに来ています
こちらへは7回目ですが、こういう独特の雰囲気が好きです
                ジャカルタのホテルにて 2016.5.2

1.「よい仕事」をするには

小学校4年生のとき、夏休みの自由研究で、担任の先生に
「お前のは”やっつけ仕事”なのがすぐわかる」
と言われてしまったことは、少年時代の苦い思い出のひとつである。

先生の指摘は図星で、遊びすぎてあっという間に8月も終わりとなり、いよいよ
二学期が始まるという段になって慌てて図鑑を調べ、というか、丸写しにして
「僕の夏休みの自由研究」として出したのだった。
当然いいものができるはずがない。

以来、”やっつけ仕事”という言葉は、自分の大きな戒めとなっている。

やはり、よい仕事をしようとするには、「時間」と「労力」をかけねばならない。

自分が今までやってきたことの中で、そう多くはないが「いい仕事ができた」と感じる
ときには一つの共通点がある。それは「早いスタートを切った」ということである。
やはり期限ぎりぎりになって着手したのでは、「練れた」仕事ができないのである。
期限はずっと先であっても、とにかくまずは着手する。構想を立てるだけでもいい。
すると、普段の移動時間などでも自然と頭がそちらに働き、
「ここはこうしよう、ああしよう」というアイディアが沸々と浮かんでくるものだ。
また、早めに着手すると、いかに今のレベルが低いかがよくわかる。
すると「このままじゃまずい」と焦ってくる。やればやるほどまずさがわかる。
だから余計に努力するようになる。
するといつの間にか「焦り」が「覚悟」に変わるのだ。
そうやって「よい仕事」というものはできるものだと思う。

今、ある試験にチャレンジしようと思っている。試験日はまだまだ先だ。
しかし「その日」はあっという間にやってくる。だから少しの時間を惜しんででも
勉強せねばならない。記憶力は落ちるばかりだ。
「無駄な抵抗」に終わるかもかもしれないが、
「よい仕事」ができた、と思えるようにがんばりたい。


KUI(コマツ・アンダーキャリッジ・インドネシア)様にてホリス君(右から3人目)と


AFI(アサヒフォージ・インドネシア)様にてドゥイ君(中央)と

当社にはインドネシアからの技能実習生がいるのですが、その卒業生の内の2名が
帰国後も「鍛造」の仕事に就いてがんばってくれており、鍛造屋としてうれしい限りです。
左は当社現場リーダの西尾君。今回、第5次実習生の面接を担当してくれました。

 


今回、日帰りでしたが初めてインドネシアの観光ができました。
首都ジャカルタから東南東へ約400kmの位置にあるボロブドゥール遺跡です。
今から1200年あまり前の8世紀に、イスラムやヒンドゥーではなく、仏教寺院
として建造されましたが、度重なる地震や火山の噴火による被害に遭いながらも
ユネスコの「世界遺産」として修復され、大切に保存されています。
1000年以上もジャワの密林に埋もれていたこの大遺跡を発見したイギリス人
ラッフルズの感動は、どんなに大きかったことでしょう。

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