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Miyajima News

2014年6月1日

「親父を超える」ということ

【H26年(2014年)6月のコラム(第162号)】





今から14年以上も前になりますが、2000年1月、当社が初めてISO9002の認証を

取得した時に、父と東京紀尾井町のNK日本海事協会本部まで認証状をいただきに

行った時の写真です。ISOを取ることに対して、最初は「背伸びをするな」と反対していた

父(当時社長)ですが、この時はとても喜んでくれました。いい思い出です。






1.「親父を超える」ということ



 先日、仲良しの先輩社長Nさんと酒を飲んでいる時、こんなお話をお聞きした。



「こないだなあ、ある勉強会で後輩のI君という若手社長が自社の経営の取り組みを

発表しよったんや。なかなかよう頑張る奴で、業績もしっかり上げとるんやけど、

名前の頭文字をとってIntelligence(知性)、Technology(技術)、そして

Oyaji wo koeru(親父を超える)という3つをスローガンに掲げてやってるとのこと。

発表後、僕がコメントを言うことになったんやけど、そこで僕はこうゆうたんや。



『あのな、I君、君の努力は素晴らしいと思うけど、僕はひとつだけ気に入らんねん。

それはスローガンの3つめの「親父を超える」っていうことや。

あのな、僕は思うねんけど「親父を超える」なんてことは、自分から言うことでは

ないんちゃうかな?親父を超えたかどうかというのは、世間が評価することやと思う。

いや、もっと言うなら、それを言えるのは“親父さん一人だけ”とちゃうんやろか?

みんなで「親父を超えたるぞ」なんてことを言いながらがんばってるのを見て、

親父さんはあんまりうれしいもんやないと思うな。

だから3つめを「親父を超える」ではなくて、「親父を喜ばせる」っていうふうにした方が

ずっといいんとちゃうやろか?』



この話に僕はすっかり感心してしまった。



Nさんは、すごい社長だが、真面目一本というタイプの社長ではない。どちらかというと、

社長業を楽しんでいるというタイプだ。そのせいか、社員さんや会社の雰囲気も明るい。



世の中いろいろな会社があるが、親子、兄弟の仲があまりよくない会社が結構ある。

親父は親父、息子は息子、兄貴は兄貴、弟は弟なのに、なんで相手に勝とうとか

超えようとか思うのだろう。みんな会社をよくしよう、よくしたいと思っているのに、

なんで親子、兄弟が競わないといけないのか?



「親父を喜ばせる」・・・・・たしかにこの方がよっぽどいい。



N社長、旨い酒をありがとうございました。







大分県の中津市に初めて行ってきました   福沢諭吉の生家の前にて

 

諭吉のお母さんは、人に分け隔てなくやさしくされた方だったそうです

それが「学問ノススメ」の「天は人の上に人をつくらず」につながったのでしょう





この土蔵の二階で諭吉は勉強していたそうです



土蔵の二階   狭い階段(というより梯子)を登るとちょっとびっくりします(笑)



中津城の初代城主は、かの黒田官兵衛だったそうです  知りませんでした



中津は有名な「唐揚げ」の他に、鱧(はも)やフグも絶品だそうです

ぜひまた訪れてみたい町でした






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