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Miyajima News

2007年11月12日

堀場雅夫さんと寂聴さんの「いま・ここ・自分」

【H19年11月のコラム(第74号)】
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多賀大社にあった菊の花(11/1 携帯で撮影) 秋ですね!
1.堀場雅夫さんと寂聴さんの「いま・ここ・自分」
僕はわりとというか、かなり講演会とかに行くのが好きで、なんとか時間を作ってはあちこち人の話を聴きに出かけて行くのですが、最近特に印象に残ったのが堀場雅夫さんと瀬戸内寂聴さんのお話です。
どちらも大変有名な方なのであえて説明する必要はないとは思いますが、
堀場さんは京都の化学分析機器メーカ、堀場製作所の創業者で、著書の「イヤならやめろ」のほか、「おもしろおかしく」という社是は特に有名です。
寂聴さんは「源氏物語」に関係する作品の多い本格作家ですが、51歳で出家して尼僧となられてからの活動が特に有名です。
毎月第3日曜に嵯峨野の寂庵で法話をされたり、阪神大震災の時は自らテレビに出演して災害に苦しむ人たちに安らぎと励ましのメッセージを送られました。
そんなお二人がそろって強調されていたのが、人間、結局は「いま・ここ・自分」を大事に一所懸命生きるしかないということ。
堀場さんは「自今生涯(じこんしょうがい)」という言葉を演題にされて
「自らの“今”この瞬間を目一杯生きることが自分の人生(生涯)づくり」だと話され、
寂聴さんは「人はみな、オギャーと生まれた瞬間から1秒1秒“死”に向かってまっすぐ歩いていくもの。歳月は一切逆戻りしない。だから“今”を大切に生きるのよ!」とおっしゃっていました。
結局は愚痴や不平不満を言っているよりは、すべてを受け容れて今の自分にできることを一所懸命やるしかない!ということなのですね(~o~)
でもまたお二人に共通することが「人生は楽しまないとダメ」ということです。
寂聴さんなんかは彦根の清凉寺というお寺で、1200人もの人を前にした「青空説法」であるにもかかわらず、お話の中身は“男と女”の話が大半(?)で、「私は51歳で出家するまで、彼氏は5人位いてむちゃくちゃやってました。
でも51で出家してからは一回もセックスしてないの。ホントよ!!!」なんてマイク持ってでっかい声で言うのですから会場の皆さん大笑い(大焦り?)でした。
「人生、PPK(ピチピチコロリ)、すなわち死ぬ直前までピチピチ元気に働いて、最後は寝込んだりせずにコロリと死ぬのが最高だ」という堀場さんの言葉と、「人間はみんな凡夫、お馬鹿チャンなのよ!?」という寂聴さんの言葉が秋空の下、爽やかに響き渡った二日でありました。
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久しぶりに あいだみつをさんの作品をご紹介(~o~)
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多賀大社の能舞台と菊の花(11/1)

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