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Miyajima News

2007年7月8日

鍛造屋の経営3ヵ条

鍛造屋の経営3ヵ条
(1) 筋を通せ
(2) 計数管理をしっかりと
(3) 同業者を大切に
これは私が平成元年、26才の時に愛知県の機械メーカーを
退職して今の鍛造業に就いた時に、神戸の鍛造メーカーで
当時「西部鍛造」という鍛造組合の理事長をしておられた
岡本鉄工の今は亡き岡本好博前社長に頂いた言葉です。
「鍛造」しかも「経営」という全く何も判らない世界に足を
踏み入れたばかりの私にとって、本当にありがたい言葉でした。
その時のお言葉を少しだけご紹介させて頂きます。
(1) 「社長」の仕事は何と言っても「決断」することや。
   けれども、その時に絶対「損得」で判断したらアカン。
   目先は良くても絶対に後で悔やむことになる。
   だから大事なのは「筋」を通すということなんやで。
   ええか?
(2) 大体鍛造屋というのは大雑把な仕事で、昔は暑い中
   適当に頑張っとったら儲かったもんや。宮嶋君もどう
   やら体育会系の男で「根性論」派みたいやけど、これ
   からはそれだけではアカン。これだけはという「数字」
   をしっかりと把握して「舵取り」を誤まらん様にせんと
   あかんで。
(3) 同業者を大事にというのは「仲良しごっこ」をせえと
   いう事では無い。「鍛造」という仕事は、車でも船でも
   本当に大事な所に使われる部品ばかりを造るんや。
   そやけど、これからはええ職人の確保育成も難しいし、
   単価や仕事量の問題もあって経営どころか「存続」
   自体が難しくなっていくと思う。だからこそ鍛造屋同志が
   いろんな問題とかを相談し合い、協力し合っていくことが
   これからはより大事やと思う。
今でもその時の岡本前社長のお顔がはっきりと思い出されます。
この「3ヵ条」を守って必ずや恩返しをしたいと思っております。

誠一郎の哲学