【H23年(2011年)9月のコラム(第127号)】
9月2日(金)、全社員でコマツ大阪工場様を見学させていただいてきました
1.もてあます喜び
こういう場であらためて言うことではないかもしれないが、
当社の社員は実によく働いてくれる。
しかし実は昔、無茶苦茶「やんちゃ」だったという奴も多い。
ある社員などは、面接に来ていつも通り工場を案内したのだが
彼が帰った後、すぐにある社員が僕のところにやってきて、「社長、あいつは
やめといた方がいいです。昔どうしようもないワルで、あんなん入れたら
うちの会社むちゃくちゃになりますよ」というような“忠告”をしてくれたほどだ。
面接で人を見極めるということは実にむずかしい。失敗もたくさんしてきた。
しかしその時僕は、その彼にヤル気というか“とてもいいもの”を感じた。そして
「もしあかんかったらやめてもろたらええがな。ちょっと働いたらどんな奴かわかるやろ?
だから採用してみよ」といい加減な言葉ながらも“決断”したのである。
その彼は今現場の最強メンバーの一人として、非常にがんばってくれている。
ウチにはそういう社員がなぜか多いのだが(※すべてではありませんよ!)、
先日もある社員と大喧嘩になるところだった。
酒の席のことではあったが、えらい勢いで食って掛かって来る彼に対し、
下手な小細工や屁理屈は通用しない。真正面から話をするしかない。
なんとか最終的には収まってくれたが、どえりゃー疲れたわな。
しかし、これも社長の務めかな・・・と思うし、こういうときにどう対処できるかが
社長の器だろうとも思う。それと、やはり大事なのは愛情かな?
昔の武将はこういう強者どもを部下にもち、その心を掴んだ者だけが戦に勝ち抜いて
いったのだろうな・・・と思うと「部下をもてあます」ということも一種の喜びなんだろうな
・・・と思うわけである。
当社の自慢、美人女子社員4人組!!
うしろに変な奴が一人・・・常務?おいおい(笑)