ミヤジマ社長 宮嶋誠一郎のコラム

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1.悲観的に計画し、楽観的に実行する

【H22年1月のコラム(第102号)】


岡山県津山市の民芸品「津山土人形」の祝寅(妹尾康心さん作)
自分の干支でもあり、高島屋で見つけてつい買ってしまいました(*^_^*)

1.悲観的に計画し、楽観的に実行する


年初早々、Seriousな話で申し訳ありませんが、私は今年は昨年よりも
更に大変な一年になるのではないかと内心思っています。

一昨年9月のリーマンショックに代表される米国発の金融問題が世界中に
大嵐を巻き起こし、それに真面目にコツコツがんばっている製造業までもが
巻き込まれて昨年は当社も“惨憺たる”一年でした。

よって「さあ今年こそは!」と思いたいところであるし、そのような心構えで私も
新年の目標、方針を定めたわけですが、こと経済環境に関しては、本当のところ、
かなりヤバイのではないかと危惧しています。

京セラ創業者、稲盛和夫氏の経営哲学である「京セラフィロソフィー」の中に

『楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する』

という項目があります。これは

1.「こんなことをしてみたい」「こんなことができれば世の中のためになる」
  というようなことが思い浮かんだら、その夢は「必ず実現する」と
  前向きな心で楽観的に構想する

2.しかし、それを具体的に計画する時には、想定されるあらゆる問題点や
 悪条件を予測し、万一うまくいかない場合にどうするかを悲観的に考えて計画する

3.そうして立てた計画をいよいよ実行する段階においては、「絶対にできる」
 「絶対にものにしてやる」という強い決意・情熱を持って楽観的に実行する

という姿勢が大事であるということであり、まさにその通りだと思います。

昨年滋賀銀行の勉強会で立教大学の山口義行先生のお話をお聴きし、
「中小企業の経営者こそ『マクロ経済』の勉強をしなくてはダメだ!」と
檄を飛ばされ、今年の正月には経済に関する本も読んでみたのですが、たしかに
「今年は徐々に回復に向かう」と楽天的に書いてあるものが多い中で、私は
あえて「悲観的に」書いてある本を2冊買って読んでみました。

     

この2冊や、新聞その他いろいろなところで得た情報をまとめてみると、
決して今年は楽観視できないと思わざるを得ないのです。
その要点だけを私見たっぷりに述べますと、

1.とにかくアメリカは問題だらけある

 エゴイズム・儲け主義の塊で、金融工学というカッコいい名前の下に考え出された
 デリバティブ(金融派生商品)は、素人には理解できないほどの複雑なしくみであるが、
 一言で言うなら「実体のない嘘だらけのお金」であり、これは間違いなく破綻する。
 サブプライムローンの破綻で終わったかに見せかけているが、問題はもっと広く、深い。

2.ドル暴落の危機

 アメリカが湯水のように発行している国債を買い続けているのは中国と日本である。
 日本はアメリカのいいなりなのでなんともできないが、問題は中国。もし中国が今後
 米国債を今までのように買い支えなかったり、逆に売りに転じたら、ドルは間違いなく
 暴落する。(副島氏は1ドル10円でもおかしくないと言っている。) 中国は賢いので、
 自ら大損をするようなことはしないが、目算が立てばその方向性は十分あり得る。

3.日本の先行きの暗さ

 このような世界的な経済不安の中、日本では相変わらず政治家のカネの疑惑・不祥事が
 相次ぎ、まったくリーダーシップを執る人がいない。製造業トップのトヨタが「部品30%コスト
 ダウン」を方針として打ち出したことは全てのものづくりに避けられない世界の流れであり、
 海外生産比率はさらに高まる。ものづくりがダメになれば、日本で誰が稼ぐのか?
 すなわち税収が減り、さらに国の財政は逼迫し、公共事業も社会福祉も立ち行かなくなる。

このような問題が今のところは(?)「潜在化」している環境の中でスタートした今年ですが、
では私たちに何ができるのか?
それは個々の企業が、いや、社長が、考えて考えて考え抜くほかないわけであります。
そのためには勉強もしないといけないし、もちろん博打は絶対してはならないし、原点に
立ち帰って地道な目標、方針、方策を立てて着実に実行していくしかないと思います。

このコラムが読んで下さった方のお役に立つことを願って、今年最初のコラムを終わります。


今年はこの寅のような厳しい心構えでいきましょう!でも笑顔は忘れずに(^_^)

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