ミヤジマ社長 宮嶋誠一郎のコラム

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1.ハーメルンの笛吹き男

【H21年4月のコラム(第91号)】


4月5日の日曜日、あまりに天気がよかったので、一人で電車に乗って滋賀県の
北の方にある高月駅まで行き、そこから高時川沿いを北上して木ノ本駅まで歩いて来ました。
作家の井上靖氏絶賛の渡岸寺の十一面観音は素晴らしいものでした。春は大好きです。


1.ハーメルンの笛吹き男


 昔々、ドイツのハーメルンという町にネズミが大量発生し、人々はネズミが町を
荒らし回るので困り果てていた。そこに一人の妙な男が現れ、お金と引き換えに
ネズミを一匹残らず退治してみせるという。人々は半信半疑だったが、とにかく
藁にもすがる気持ちでその男にやらせてみせることにした。
 すると男は服の中から一本の笛を取り出し、ピーヒャララーと妙な音色の音楽を
吹きながら歩き始めた。するとどうしたことでしょう。
町中からびっくりするほど沢山のネズミが集まってきて男の後についていくでは
ありませんか。男は笛を吹いたまま、近くを流れるウェーゼル川に入っていきました。
ネズミは男の後を追い、次々と川に飛び込んでいきました。
こうして町中のネズミが見事に全部溺れ死んでしまったのです。
 しかし、あまりにもあっけなくネズミを退治してしまったので、人々は男に約束の
お金を払うのが惜しくなり、いろいろないい訳をつけてお金を払わなかった。
すると男は約束が違うとカンカンになって怒り、町を去って行った。
 町からネズミがいなくなって町に平和が戻りしばらく経った頃、再び例の男が
ふらりとやってきた。するとまた服の中から一本の笛を取り出し、それを吹きながら
町を歩き始めた。しかし以前とは違う音色で・・・。
 するとまた不思議なことが起こりました。今度は町中の子どもが家から飛び出して
集まってき、130人もの子どもが男の後について歩き始めたのです。
人々は驚きのあまり声を掛けることもできず、気がつけば子どもたちの姿は町から
消え去ってしまっていました。人々は嘆き悲しみ、子どもたちを探し回りましたが、
子供たちが町に帰ってくることは二度とありませんでした。

 これは有名なグリム童話ですが、実は13世紀にドイツであった実話だそうです。
恐ろしい話ですよね。

 昔誰かが
『人というものは「お願いします」は言うけれども「ありがとう」は言わないものだ』
と言っておられたのが妙に頭に残っているのですが、この童話はまさにそんな
人間の“都合よさ”に対して強烈な警告を発していると思います。

 偶然ですが、ごく最近当社の顧問の先生から同じようなお話を聞きました。
その先生の或る顧問先が、身内で相当厄介な金銭問題が起こっていて、相談に
来られたそうです。話を聞くと、相当深みにはまった状態で、それを解決するには
自分も相当な手間と時間をかけねばならず、しかも自分の専門分野以外のことに
ついては弁護士など外部の人の力も借りねばならない。
よってそれなりに費用もかかりそうだが・・・と答えられたら「そんなもんでこれが解決
できたら安いもんですわ。先生是非お願いします!」と頼まれ、先生は忙しい中必死に
わざわざ大阪行ったり休みの日にも手続き書類を作られたり、何よりも人間の感情が
絡む話なのでその調整役として心を擦り減らされ、結果見事にその問題を解決された
そうです。
 ところがその後、相手は・・・「先生、このたびはほんまに助かりましたわ。
これ少ないですけんど気持ちだけでも受け取ってください。」・・・・と「は???」と
自分の目を疑うようなお礼を持って来、すたこらと帰って行かれたそうな・・・。

たしかに、ものごとによってはお礼を「お金」ですることは失礼にあたる場合も
あります。しかし明らかに「仕事」としてプロの腕の世話になる場合はそれは
「お礼」ではなく「報酬」です。これをいい加減にすることは許されないと思います。

 しかし、こういうことをきちっとできるかどうかが人生においては大事ではないでしょうか。
という私自身も「お礼のしかた」で大変な失敗をしてしまい、いまだに深く反省している
ことがあります。お礼のしかたって本当に難しいものです。

 結果的に130人もの子どもを失うことになってしまったハーメルンの町の人々の
恐ろしい教訓を忘れず、お世話になった方にはきちんとお礼ができる人でありたいものです。



【追記】
今月6年ぶりにドイツに行ってきます。鍛造関係の会社のほか、ハノーバーメッセも見学して
くるのですが、メッセ期間中は会場近くのホテルがむちゃくちゃ高くなるため、少し離れた
ハーメルンのホテルに泊まることになりました。それでどんな町なのかなあとネットで調べたのが
今月のコラムのきっかけです。ドイツの様子はまた次号ご報告いたします。


2.北近江の地酒「七本槍」

  

  

冒頭の写真の散歩の帰り、木ノ本の銘酒「七本槍」の酒蔵、富田酒造さんに寄ってきました。
「七本槍」とは、加藤清正、福島正則など秀吉を支えた七人の武将にちなんだ名前ですが、
辛口で実に旨い酒です。かの北大路魯山人が愛飲されていたそうで、ラベルの題字も
魯山人の揮毫だそうです。年間300石しか造っていない手造りの酒、是非一度ご賞味ください。
※1石とは180リットル、すなわち一升瓶100本分ですから、一升瓶年間で3万本、月平均だと2500本になります。

   

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