ミヤジマ社長 宮嶋誠一郎のコラム

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1.ジャーマン・レイル・パス

【H25年(2013年)4月のコラム(第148号)】



1.ジャーマン・レイル・パス

 ドイツは『性善説』の国である。

たとえば、電車に乗る時に“改札”が無い。すなわち切符を買わなくてもホームに入って行って
電車に乗れるのである。しかし、いざ車掌が検札に来た時に切符を持っていないと日本の何倍もの
罰金をとられることになる(実際は精算手数料だけで勘弁してくれることもあるそうだが)。
ということで基本的に「きちんとルールを守るのが当然」ということが国民に定着しているように思う。
横断歩道の渡り方を見てもそうだ。

ドイツは人口約8200万人、面積は日本の約95%、約36万km2の国である。しかし日本のように
細長くなく、南北800km、東西600kmという地形のため、とても広く感じる。そのため、全土に
ICEという新幹線など、日本のJRにあたるDB(Deutsche Bahn)の鉄道網が発達している。


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これだけ線路が走っていると、各駅に改札機を置くのは大変なので、改札がないのも
合理的だと納得できるのだが、こういうふうに分かってきたのもすべてF氏のおかげである。

F氏は元大手商社でヨーロッパ、特にドイツとの貿易を50年以上も担当してこられた方で、
あるご縁で2009年と2012年の2回もドイツに連れて行っていただくことができた。
ドイツ国内の移動には主に電車を使ったのだが、鉄道の旅というのは実にいいものだ。

ドイツには「ジャーマン・レース・パス」というものがある。いわゆる日本の「青春18きっぷ」の
ようなものだが、新幹線から普通列車まで、すべてのDBの電車に一日乗り放題の切符だ。
3日間から10日間用があり、利用開始日から1ヶ月以内なら、使用日は自分の好きな日を
選べる。今年はミヤジマとして初めてハノーバーメッセに出展することになり、私にとって
6回目の訪独が実現した。ハノーバーからミュンヘンまで移動する飛行機が一杯だったため、
旅行社と相談して3日間用のジャーマン・レイル・パスを購入した。しかし実際一日しか
使わないのではあまりにももったいない。そこでメッセの3日目、会場を常務と綿谷君に
まかせて思い切って一人でドイツ第2の都市、北部の港町ハンブルクを訪ねることにした。
(ドイツ語ではHamburgの最後のgは濁らないのでハンブルクが正しいそうだ。
ちなみに-burgは城、-bergは山、-dorfは村、-talは谷あいを意味するらしい。)



まずは前日に駅の時刻表で電車を調べる(もちろんインターネットでもOK)。
「ふむふむ、ハノーバーを朝7:36に出るとハンブルク中央駅には9:02に着くんだな?
ホームは7番線か・・・。」これを確認してDBの窓口まで座席指定券(4ユーロ)を買いに行く。
幸い結構親切な女性だった。そして翌朝、私はICE988号に乗り込み、F氏に教えてもらった
とおり、ジャーマン・レイル・パスに「自分で利用日を記入」した。「これが自己宣言なんだな」と
一種の覚悟をもって。暫くすると車掌がやってきて私のパスを見、そこに検印を押してくれた。
私はなんだか「合格印」のような気がして嬉しかった。約1時間半後、ハンブルクに到着。



ハンブルクは港湾都市で、14世紀にはハンザ同盟の中心都市として栄えた町だ。僕は早速
「港めぐり」の発着場所を地図で探してタクシーに乗り込んだ。最初の運転手にはうまく行先が
伝わらなくて、乗車拒否されてしまったが!



生憎の雨模様だったが、僕は遊覧船に乗り、約1時間の港めぐりを楽しんだ。
たくさんのコンテナ船があったが、中国の船が目立った。やはり中国の貿易規模は
すごいなあと実感した。

船から降り、少し早いランチをとろうと「地球の歩き方」で気になったダイヒグラーフ
というドイツ料理のお店に足を運んだ。ここが素晴らしい店だった。



ドイツといえばビールとソーセージ、ジャガイモばかりである。しかしここはさすがに港町。
とてもチャーミングな少し年配の女性にオススメの料理を尋ねたら、シーフードスープと
サーモン、スズキなど三種類の魚を使ったクリームソースの料理を出してくれた。

 

  

この料理の美味しかったこと!おまけにお勘定は写真のようなかわいい鳥の陶器に
くるっと丸めて出されてきて、そのセンスのよさに感動した。
このお店はロシアのプーチン大統領などVIPもかなり来ているようで、入り口に写真が
飾ってあった。もしハンブルクへ行かれる機会があれば是非おすすめします。

そこからハンブルクの駅までは少し距離があったが、歩いて行った。

 

 

運河のある倉庫街はとてもムードのあるエリアだ。旅はいいなぁ・・・と思いに耽る。

おっとあまり旅情に浸っていると帰りの電車に乗り遅れる!
僕は地図を片手にハンブルク中央駅へ足を急ぎ、13:53発のICE881号に乗り込んだ。

ハノーバーメッセの会場へは4時頃に戻ることができたが、一人遠くドイツで、
こんな素敵な日帰り旅行ができるようになったのも、みんなF氏のおかげである。

「人生は宝物探し」だとF氏は言う。人それぞれ、宝物はいろいろあると思うが、それを
探し求めることの大切さ、そして出会うご縁の有り難さを、改めて感じた一日であった。

 
昨年行ったドイツの列車の中で、F氏と        車窓からの美しい眺め

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