ミヤジマ社長 宮嶋誠一郎のコラム

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1.Let It Be(なんとかなるさ)

【H30年(2018年)2月のコラム(第206号)】 

1.Let It Be(なんとかなるさ)



LPレコードがCDに代わって30年くらいになるだろうか?
学生時代に初めてCDの音を聴いたとき、その音のクリアさと便利さに衝撃を受けたものだ。
しかし反面、レコード盤に針を落とす時の、あのドキドキ感がなくなってしまったのは寂しい。
そして何よりも残念なのは、レコードジャケットの楽しみが減ってしまったことだろう。
たとえば今でも Eagles の Hotel California を聴くたびに、あの夕暮れ時の
なんともいえない哀愁をおびたジャケットの写真が鮮明に思い浮かぶ。
LPレコードの時代には、音楽とジャケットに「一体感」があったのだ。



数あるレコードジャケットの中で、「忘れられない一枚は何か?」と訊かれたら、
僕は迷うことなく Beatles の Let It Be だと答える。それはこんなエピソードがあったからだ。
少々長いですが、読んでやろうという方はお読みくださいm(__)m


僕が中学生の頃、LPレコードを買うなんてことは、相当な贅沢だった。
それでも、どうしても欲しいレコードがあった。それが Let It Be である。
ところが・・・である。実は当時の僕は、その曲の題名が Let It Be であることを知らなかった。
ラジオから流れるその曲が Beatles の曲であることはわかったが、曲名がわからなかったのだ。
しかし、どうしてもその曲のレコードを手に入れて、家のステレオ(懐かしい!)で聴いてみたかった。

それでコツコツ貯めた小遣いを握り締め、当時栄えていた”彦根銀座”のレコード屋に行き、
Beatles のコーナーの前に立った瞬間、愕然としてしまった。
他のアーティストに比べ、 Beatles のコーナーは格段にレコードの枚数が多いのである。

「こんなぎょうさんの中から、”あの曲”のLPをどうやって探せばええのやーーー!?」

とにかくBeatlesコーナーの陳列棚にあるLPレコードのジャケットを一枚一枚、真剣に見る。
でも当然それだけでわかるはずがない。でも唯一手がかりはあった。
曲の中で、何度も繰り返される歌詞のフレーズである。
「レルピー、レルピー、レルピー、レルーピー」

そうだ、あの曲の名は「レルピー」だ!と思い、再びレコードを一枚一枚手にとって
曲名を探す。しかし当然のことながら、そんな曲名は無い。
そこで勇気を振り絞って店員さんに訊いてみる。
「あのー、ビートルズのLPで『レルピー』という曲が入っているのはどれでしょうか?」
すると店員さん、「はー???そんな曲名は聞いたことないですね。もしかして
『ヘルプ(Help)』でしょうか?それならこのLPです。」と出してもらったのがこれ。



「うーん、ヘルプか・・・でもどう聞いてもヘルプではないよな?(汗)
それに、どう考えてもこのジャケットと”あの曲”はイメージが合わないもんな。」と思い、
ますます悩んでしまった。しかし、どうしても”あの曲”のレコードが欲しい。

そこでもう一度、”あの曲”をイメージしながら、一枚一枚、ジャケットを見ていくと、
不思議に「ビビビッ!!」と来た一枚があった。そして
「もしこれがハズレであっても、ビートルズの曲には違いないんやからいいか・・・」と
腹を括り、「エイヤ!」でそのLPを買って帰ったのである。

胸をときめかせながら自宅まで自転車を漕ぎ、急いでそのLPをレコードプレーヤーに
載せ、僕は手を震わせながら盤上に針を落とした。

「さあ!レルピーよ!流れて来てくれぇぇぇーーーーーー!!!」

そして聴こえてきた曲は・・・・ギターのイントロで始まる Two of Us という曲であった。

「ちがうがなーーギターじゃなくて、ピアノで始まってくれなあかんがなーーー。」

そして二曲目を待った。CDのようにワンボタンで次の曲に送れないし、針が傷むから
あまり針を上げ下げするなと父に言われていたので、じっと聴くしかなかったのである。

そして聴こえてきた曲は・・・・・・「また違うがなぁーーー!!!」
さらにその次も、その次も!!

「あかん、やっぱりもっと調べてから買うんやった。」と後悔するも、曲は進んでいく。

いよいよA面の最後から2曲目になった。それは Dig It という短い曲で、
ジョン・レノンが何やら変な声を出して叫んでいるではないか!?

「あーもうあかんわー」と泣きそうな気持ちで聴いていると、ジョン・レノンの声がやんで
一瞬の空白があったのち、夢にまで見たあのイントロ、そう、「ジャーーン ジャーーン」
という、例の Let It Be のピアノのイントロが始まったのである!!!!

「鳥肌が立つ」とは、まさにあの瞬間であった。
「これや、これや、これやがなーーーー!!!」と、私は痺れながら”その曲”に聴き入った。
そしてその曲の名前が「レルピー」ではなく、「レット・イット・ビー」であることを初めて知った。

When I find myself in times of trouble
Mother Mary comes to me
Speaking words of wisdom , "Let It Be".
僕が苦難のどん底にあったとき、
聖マリア様が目の前に現れ、そして宣(のたま)われた。
「だいじょうぶ、そのうちになんとかなりますよ」・・・と。

つい興奮して説明が長くなってしまったが、
これが私と「レルピー」、いや、「LET IT BE」との出会いである。
以来僕は、大抵のことは「なんとかなるさ」・・・と思えるようになってしまった。

人にも物にも、「顔」というものがある。
その「顔」から、いかに中身を感じ取ることができるか?
そういう「勘」というものは、とても大事ではないかと思うのである。


※Let It Be を直訳すると「あるがままに」とか「ほうっておけ」という意味になるかと
  思いますが、僕はあえて「なんとかなるさ」というように理解しております(*^_^*)

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