ミヤジマ社長 宮嶋誠一郎のコラム

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銀河高原ビールの破綻・恥ずかしながら「著者」の一人に

【H18年4月のコラム】

銀河高原ビールの破綻


(1)銀河高原ビールの破綻

新年度早々縁起の良い話ではありませんが、「銀河高原ビール」が破綻し、特別清算開始したとの小さな見出しを新聞で読みました。
なんと負債総額は126億円。平成8年にスタートしてわずか10年しかたっていない「地ビール」の会社がなぜここまで大きな負債を抱えたのか・・・
詳しくは調べていないのでなんとも言えませんが、やはり一言で言うなら、「バランスを失った」ということになるのではないかと思います。

もう何年前になるでしょうか。日本では各地で一斉に地ビールブームが沸き起こり、私の住む彦根市の近くの長浜市でも「長浜浪漫ビール」という地ビールができ、わざわざ電車に乗って友人と飲みに行ったことを覚えています。
それ以来、実は申し訳ないことに一度も行ったことが無いのですが、その時はものすごい人で、結構な時間を待たされたものです。

ところで、「そもそも論」という言葉があります。
「そもそも」地ビールとはどんなものなのか?
それは決してメジャーでなく、あくまでも家内工業的に、その土地のよさを生かして、地元の人たちから求められる分だけのうまいビールを、丁寧に、こだわりをもって造る。
そういうものなのではないでしょうか。

ブームに流されて消えてしまう人、物、会社は後を絶ちません。
それも世の常でしょう。しかし、やはり私たちは
「そもそも自分とは?自分たちの商品とは?自分たちの会社とは?」
ということを常に考え、世の中に求められるものを、かたちは変わることがあっても、「末永く」提供できる会社でありたいと思います。

《補足》銀河高原ビールは、現在は岩手県の醸造会社(もともとOEM委託を受けて製造していたところ)に事業継承され、「地ビール」自身は存続しているそうです。
http://www.gingakogenbeer.com/index.html

本


(2)恥ずかしながら「著者」の一人に

私事で恐縮ですが、昨年の4月に、龍谷大学の国際文化学部において「現代社会と経営」という講座の講師を務めさせて頂きました。

この講座は、元朝日新聞の記者であった吉村教授の企画なのですが、学生さんたちを前に、実際の企業経営とはどんなものかということをまだ経営者の駆け出しにしかすぎない私が話させて頂いたわけです。
滋賀県内で10人の経営者が毎週順番に授業を受け持ち、どういうわけか私もその一人に選んで頂いて、90分間、なれないパワーポイントを使って必死に話し、とてもいい経験をさせて頂いたと思っています。

学生さんたちは実に一生懸命話を聴いてくれました。
後で教授から頂いた各人のレポートの内容は、私にとっても大変勉強になっただけでなく、彼らのしっかりした文章に驚かされたものです。

その時の10人の講師の話した内容が、このたび京都の出版社、文理閣さんから出版されました。
もしご興味のある方は、1600円(税別)もする本ですが、ご購読いただければ幸いです。

「働くということ/社長さんの大学講義」
龍谷大学教授 吉村文成編 文理閣発行
ISBN4?89259?506?3

国宝彦根城

国宝彦根城 外堀の桜 (写真をクリックすると「滋賀ガイド」にジャンプします)

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